Osaka Metro は、2025年4月2日(水)にOsaka Metro 中央線のダイヤ改正を行なうとともに、ニュートラムの増発ダイヤ改正を追加する。2025年大阪・関西万博開催期間中における来場者等の需要に対して運行可能な最大限の輸送力を提供することが狙いだ。詳細は以下の通り。
▲万博に向け今回ダイヤ改正が行なわれた中央線
‘25.2.15 Osaka Metro中央線 夢洲 P:渡辺俊博
(鉄道投稿情報局より)
■中央線
Osaka Metro 中央線は、夢洲で開催される2025年大阪・関西万博会場へ直接乗り入れる唯一の鉄道アクセスルートであり、万博開催期間中は多くの利用者が予想されることから、中央線で使用する列車を23編成から33編成に増強するとともに、大阪港駅から夢洲駅間の最高速度を時速95キロメートルに変更し、2分30秒間隔で運行する輸送力増強を実施した。
●主な改正内容
〇ダイヤ種別(平日・土日休日)の統一
ダイヤ改正以降、万博終了まで平日と土日休日は、一つのダイヤを用いて運行する。
〇1時間あたりの運行本数の変更
下表を参照※上りは弁天町駅から朝潮橋駅間、下りは朝潮橋駅から弁天町駅間の列車本数
〇子ども列車の運行
万博開幕後、4月中旬から7月中旬の平日に、日帰り教育旅行の団体・引率者向けに子ども列車(子ども専用列車・子ども優先列車)を運行する。
上記表の9時台、10時台のカッコ内の数字については、1時間に運行する24本の列車のうち、子ども列車として運行する最大本数で、日帰り教育旅行で来場する児童・生徒の人数に合わせて本数を調整して運行予定。
子ども列車として運行しない列車は、各駅に停車し、すべてのお客さまにご乗車いただける列車として運行。
子ども列車については、駅係員の案内や駅構内放送、車内アナウンスなどにより啓発する。
【子ども専用列車】
・運行区間:森ノ宮駅→夢洲駅
・停車駅:森ノ宮駅、弁天町駅、夢洲駅
・車両先頭・側面の行先は「回送」と表示。
・前方車両(最大4両)が子ども専用車両となり、森ノ宮駅で児童・生徒が乗車するため、一般の利用者は森ノ宮駅・弁天町駅では、乗車できない。
・後方車両(子ども専用車両以外)は、森ノ宮駅、弁天町駅で一般の利用者が乗車可能。但し、森ノ宮駅、弁天町駅、夢洲駅以外は降車できない。
【子ども優先列車】
・運行区間:長田駅→夢洲駅
・停車駅:長田駅から夢洲駅の各駅
・車両先頭・側面の行先は「臨時」と表示。
・各学校の児童・生徒が来場日時に併せて各駅から乗車する。列車内が空いている車両でも次駅以降で児童・生徒が乗車することとなるので、一般の利用者は乗車を控えられたい。
※子ども列車の詳細は「2025年大阪・関西万博の日帰り教育旅行の輸送のためのOsaka Metro 中央線における子ども列車の運行について」をご参照。
※子ども列車は、お身体の不自由なお客さまも利用可能。
〇終発時刻の変更
夢洲駅発の終発のみ変更する。
夢洲駅発:24:13発(現行)→24:20発(改正後)
〇一日の運行本数
下表を参照
※上りは弁天町駅から朝潮橋駅間、下りは朝潮橋駅から弁天町駅間の列車本数
●適用期間
2025年4月2日(水)~2025年10月13日(月・祝)
■ニュートラム
2025年大阪・関西万博開催期間中、南港エリアに通勤・通学される利用者や例年通り開催される各種イベントへの来場者、万博来場者の需要に対応するため、2分30秒間隔で運行する時間帯を拡大した3種類の増発ダイヤを追加し、平日は5パターン、土日休日は6パターンで運行する。毎月25日に翌月分の運行ダイヤを決定し、Osaka Metro ホームページで周知予定。
●主な改正内容
〇増発ダイヤの追加設定
現在の運行ダイヤに加え、3種類の増発ダイヤを設定し、2025年大阪・関西万博開催期間中の日々の需要に応じた運行を行なう。下表を参照。
※上りは住之江公園駅から平林駅間、下りはコスモスクエア駅からトレードセンター前駅間の列車本数
〇1日の運行本数
下表を参照。
以上表4点はいずれもOsaka Metro公式ウェブサイトより。
●適用期間
2025年4月9日(水)~2025年10月13日(月・祝)
◆詳しくはこちらから
Osaka Metro公式ウェブサイト(中央線)
Osaka Metro公式ウェブサイト(ニュートラム)