JR西日本は、山陰本線を中心に2012年度から運行を開始し、現在は「青赤車両」と「探偵車両」が運用されている「名探偵コナン列車」のうち、永らくファンに愛されてきた「青赤車両」のデザインをリニューアルし、新たなデザインに改めることを発表した。リニューアルされた車両は3月17日から鳥取駅～米子駅間で運行開始するとのこと。詳細は以下の通り。
■新デザインについて
●特徴1
新デザインは、1編成の2車両それぞれにテーマが設定されている。
〇米子方車両
テーマ：「白の車両」コナンと仲間たち
色：白
内容：作品に登場するキャラクター（コナン、工藤新一、赤井秀一、灰原哀など）が勢揃い
〇鳥取方車両
テーマ：「黒の車両」対立する黒ずくめの組織
色：黒
内容：ジン、ウォッカ、ベルモットをはじめとした黒ずくめの組織メンバーが勢揃い
▲新デザインのイメージ（側面）ⓒ青山剛昌／小学館
▲新デザインのイメージ（正面）ⓒ青山剛昌／小学館
●特徴2
内装（トイレ入口）に、コナンと黒ずくめの組織のイラストを配置。また、お手洗いのピクトグラムが、工藤新一と毛利蘭を模したイラストに。
▲ラッピングされたトイレのイメージ ⓒ青山剛昌／小学館
■出発式
●日時
2025年3月16日（日）14:40～15:05
●場所
由良駅3番のりば
●出席者
鳥取県知事 平井伸治 氏
JR西日本理事山陰支社長 金岡裕之 氏
北栄町長 手嶋俊樹 氏
●内容
出席者挨拶、テープカット、記念撮影、新デザイン車両出発（臨時列車15：05発倉吉行き）
※3月17日より定期列車内での運行を予定
■コナン列車の概要
名探偵コナン列車は、「まんが王国とっとり」の建国を記念し、2012年度に運行を開始した。コナンをはじめとした主要キャラクターのイラストが描かれ、運行時刻に合わせて乗車するファンの姿が見らる。現在は、コナンや怪盗キッドに加え工藤新一や毛利蘭なども描かれた「青赤車両」（2019年度～）と作品に登場する探偵たちや少年探偵団が描かれた「探偵車両」（2021年度～）がそれぞれ2両1編成で運行されている。
このたび、2019年度から運行してきた「青赤車両」のデザインをリニューアルすることとなり、同車両は2025年3月4日（予定）をもって運行を終了しする。なお、「探偵車両」は引き続き運行する予定だ。
▲これまで運行されてきた名探偵コナン列車（以上画像はいずれもJR西日本公式プレスリリーフPDFより）ⓒ青山剛昌／小学館
◆詳しくはこちらから（JR西日本公式プレスリリーフPDF）
