JR西日本では、2024年3月16日(土)にダイヤ改正を行う。主な内容は、以下となる。
(1)北陸新幹線:金沢駅~敦賀駅間が開業
(2)山陽新幹線:最終列車の始発駅発車時刻を繰り下げ
(3)山陽新幹線:速達列車が1時間あたり最大9本運転可能な時間帯をさらに拡大
(4)山陽新幹線:N700Sで毎日運転する対象列車をさらに拡大
(5)特急「やくも」:時刻見直しと新製車両を投入
(6)特急「スーパーはくと」:時刻見直しと大阪駅~鳥取駅間を増発
(7)奈良エリア~大阪エリア:通勤特急「らくラクやまと」の新設
(8)奈良エリア~大阪エリア:有料座席サービス「快速 うれしート」の拡大
(1)北陸新幹線:金沢駅~敦賀駅間が開業
(プレスリリースより)
・東京駅から敦賀駅へ直通する「かがやき」「はくたか」を毎時1本程度となる合計14往復運転する。
(プレスリリースより)
・敦賀駅で、特急「サンダーバード」や「しらさぎ」とスムーズに乗り換え可能な 「つるぎ」を25往復運転する。開業後、特急「サンダーバード」「しらさぎ」は敦賀駅の新たなホームで発着します。 これにより、北陸新幹線と上下でスムーズな乗り換えを実施する。 (乗り換え標準時分:8分)
(プレスリリースより)
・特急「能登かがり火」を金沢駅~七尾駅・和倉温泉駅間で合計5往復運転する。
・金沢駅~敦賀駅間の開業に伴い、以下の通り特急列車の運転を終了する。
特急「サンダーバード」 : 敦賀駅~金沢駅・和倉温泉駅間
特急「しらさぎ」 : 敦賀駅~金沢駅間 ※早朝・深夜の「しらさぎ」各1本は、北陸新幹線と接続出来ないため全区間 (米原駅~金沢駅間)で運転を終了する。
特急「おはようエクスプレス」 : 敦賀駅~金沢駅間
特急「おやすみエクスプレス」 : 敦賀駅~金沢駅間
特急「ダイナスター」 : 福井駅~金沢駅間
(2)山陽新幹線:最終列車の始発駅発車時刻を繰り下げ
・「のぞみ93号(東京駅発岡山駅行)」の運転時刻および途中停車駅を見直すことにより、岡山駅への最終列車の東京駅発車時刻を6分繰り下げる。また、「のぞみ95号(東京駅発姫路駅行)」の運転時刻を見直すと共に新たに西明石駅に停車することにより、西明石駅への新幹線最終列車の東京駅発車時刻を21分繰り下げる。
(プレスリリースより)
・「のぞみ64号(博多駅発 東京駅行)」の博多駅発車時刻を繰り下げ、博多駅から東京駅への最終列車の博多駅発車時刻を初めて19時台に設定する。
(プレスリリースより)
(3)山陽新幹線:速達列車が1時間あたり最大9本運転可能な時間帯をさらに拡大
新たに臨時「のぞみ97号(新横浜駅発 博多駅行)」を設定し、新大阪駅を発車する速達 列車が1時間あたり最大9本運転可能な時間帯を8時台から19時台に拡大する。
(プレスリリースより)
(4)山陽新幹線:N700Sで毎日運転する対象列車をさらに拡大
東海道・山陽新幹線を直通する「のぞみ」のうち、時刻表などで事前にお知らせしている“N700Sで毎日運転する対象列車”に「のぞみ1号」「のぞみ40号」を追加し、合計27本に拡大する。
(5)特急「やくも」:時刻見直しと新製車両を投入
・岡山駅で山陽新幹線とスムーズに乗り換えできるよう時刻を見直し、近畿圏と米子・出雲エリアの所要時間を最大14分短縮する。
(プレスリリースより)
・これまで週末を中心に運転していた臨時列車を毎日運転し、岡山駅~出雲市駅間を15往復で運転する。
(プレスリリースより)
・ 2024年4月6日(土)から新型車両273系を 順次投入する。
‘23.11.14 伯備線 豪渓~日羽 P:廣瀬悠吏(鉄道投稿情報局より)
(6)特急「スーパーはくと」:時刻見直しと大阪駅~鳥取駅間を増発
・大阪駅~鳥取駅間を1往復増発する。また、これまで土休日を中心に運転していた臨時列車を毎日運転し、大阪駅~鳥取駅間を8往復で運転する。
(プレスリリースより)
・姫路駅で山陽新幹線とスムーズに乗り換えいただけるよう時刻を見直し、首都圏と鳥取エリアの所要時間を最大27分短縮する。
(プレスリリースより)
・一部の列車では、京都駅~大阪駅間の運転を見直し、大阪駅発着とする。 (5往復10本が対象)
(7)奈良エリア~大阪エリア:通勤特急「らくラクやまと」の新設
平日の朝夕通勤時間帯に、奈良駅と大阪駅・新大阪駅を天王寺駅経由で結ぶ通勤特急「らくラクやまと」を新設する。
(プレスリリースより)
(8)奈良エリア~大阪エリア:有料座席サービス「快速 うれしート」の拡大
2023年10月23日より大和路線・おおさか東線の平日朝通勤時間帯に導入している「快速 うれしート」の設定本数を拡大する。また、新たに土休日にもサービスを開始する。
(プレスリリースより)