伊予鉄道株式会社は、2025年2月(予定)より、郊外電車に新型鉄道車両7000系を6両(2編成分)導入すると発表した。2027年まで毎年6両(2編成分)、3年間で合計18両(6編成分)を導入する予定となっている。
(プレスリリースより)
■コンセプト
人に優しいバリアフリー設計。脱炭素化に向けた省エネ性能向上。乗ってみたくなる未来型流線形のフォルム。そして、オレンジ色のカラーリングにより愛媛らしさを表現している。
■投資額:約39億円 ※2025年~2027年の3年間合計
■車両製造:近畿車輛株式会社
■導入路線:郊外全線(横河原線・高浜線・郡中線)で運用
■脱炭素化に向けた省エネ性能の向上
・車両性能の向上により使用電力を約50%削減(700系比較)
・軽量ステンレス製車体でVVVF制御、回生ブレーキなど環境性能を向上
・非化石電源由来の実質的に再生可能エネルギー100%かつCO2フリーの電気を使用
(プレスリリースより)
■バリアフリー
車椅子スペース、LCD車内次駅案内表示器などバリアフリー基準適合車両。
■英語表記・アナウンス
行先・次駅案内の英語表記、英語車内アナウンスにより、外国人観光客に対応する。
■車内にデジタルサイネージ
全扉上部にデジタルサイネージを導入し、中吊り広告の無い広々とした車内にする。
■スケジュール
・2025年2月(予定)6両(1編成3両×2編成)
・2026年2月(予定)6両(1編成3両×2編成)
・2027年2月(予定)6両(1編成3両×2編成)
合計18両(6編成)
※新型車両導入に伴い700系車両は順次廃車する。
※環境省の国庫補助金を活用する予定。