JR東海は、2023年10月末に「のぞみ号」「ひかり号」で実施している車内ワゴン販売を終了することに伴い、車内販売でのニーズの高かったドリップコーヒーとアイスクリームの自動販売機をホーム上等に10月12日より順次拡充すると発表した。11月1日までに全のぞみ停車駅への設置が完了する予定となっている。
(プレスリリースより)
■拡充する自動販売機の種類
(1)SHINKANSEN COFFEE[ミル挽き珈琲]:45台
・JR東海とトーヨーベンディング株式会社が共同開発した、東海道新幹線特別仕様のコーヒー4種、「新幹線のぞみブレンド」・「新幹線ひかりブレンド」・「新幹線こだまブレンド」・「ドクターイエローブレンド」の他、カプチーノや紅茶等、車内販売では提供が難しかった多彩な商品を全13種類取り揃える。
・豆を挽いてコーヒーを抽出している間のBGMとして、東海道新幹線の車内チャイムでも使われている「会いにいこう」が流れる。
(2)スジャータアイスクリーム:21台
・車内販売で好評のスジャータアイスクリームについて、定番の「バニラ」をはじめ、東海道新幹線限定のフレーバーも用意して、常時4種類程度の商品を提供する。
(3)サーティワンアイスクリーム:20台
・新大阪駅25・26番線のホーム上に設置している自動販売機が、国内のサーティワンアイスクリームの自動販売機の中で売上一位(※)を誇るなど好評のサーティワンアイスクリームについて、人気の「ポッピングシャワー」をはじめとした、常時7種類程度のフレーバーを楽しめる。 ※2023年4~8月の累計販売実績
■設置箇所
・のぞみ停車駅の各ホーム1~3箇所ずつ設置する。※品川駅・新横浜駅各上りホームは除く
・設置箇所の案内図はJR東海ホームページ「インフォメーション」にて掲出する。
(プレスリリースより)
■デザインについて
・ホーム上で見つけてもらいやすくするため、自動販売機のボディは専用デザインでラッピングする。
・自動販売機のボディとコーヒーのカップのラッピングの色は東海道新幹線での移動をリラックスして過ごしてもらいたいという想いを込めて、爽やかな空色で彩っている。
(プレスリリースより)
■販売開始時期:2023年10月12日(木)から順次設置を開始し、準備が完了次第、販売を開始する。11月1日(水)には全てののぞみ停車駅において設置が完了する予定。