JR東日本盛岡支社は、2023年度冬頃より岩手県・青森県の各線区で運行する「ひなび(陽旅)」について列車の車両概要及び料金等について発表した。現在、同車両は運行開始に向けて車両の改造が行われている。
1号車はグリーン車とし、グループ旅行でくつろげるよう4人掛けボックスシート・2人掛けボックスシートを中心とした車両となっている。運転台の後部には、側面の大型窓と腰掛やソファーを設置した展望室があり、広々とした空間でゆったりと景観を楽しめる。(グリーン券を持っている方が利用可能)。2号車は普通車とし、2人掛けのリクライニングシートを中心とした車両となっている。こちらにも運転台の後部に展望室があり、側面の大型窓から、四季折々の景観を楽しめる。
▲改造工事中の様子(プレスリリースより)
■列車編成
・1号車:グリーン車指定席
・2号車:普通車指定席
(プレスリリースより)
■座席数
・1号車:4人掛けボックスシート12席、2人掛けボックスシート10席、1人掛けシート3席(定員25名)
・2号車:2人掛けリクライニングシート32席、1人掛けリクライニングシート2席(定員34名)
▲改造工事中の様子【1号車】(プレスリリースより)
■車両形式:ディーゼルハイブリッド車両HB-E300系2両編成
■料金
(1)グリーン料金(1号車)
150キロまで 2,000円
151キロ以上 3,000円
(2) 指定席料金(2号車)
通年840円