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【およそ10%の値上げへ】名鉄が旅客運賃変更案を申請

2023.05.28

 名古屋鉄道は、2024年3月の実施予定にて、鉄軌道旅客運賃の変更申請を国土交通大臣宛に行ったと発表した。新型コロナウイルスの発生以降、テレワークの定着やマイカー通勤をはじめとする輸送手段の多様化により、需要がコロナ禍以前に戻らない見込みであることや、電力や資材費の高騰による経費増加が主な理由で、初乗り運賃は現行の170円から180へと変更される。なお、普通運賃で10.5%、通勤定期で11.6%(通学定期は据え置き)など、全体で10%の値上げとなる。詳細は以下のとおり。

■改定概要

※普通運賃で利用が多い7kmまでの区間は改定率を抑える。
※知多新線、豊田線、羽島線、空港線に設定している加算運賃は変更しない。
※名古屋本線の一部区間に設定している暫定運賃は、対象区間や設定額を区間ごとに見直し、認可後に特定運賃の届出を行う予定。
※過去の駅移設に伴い設定している特定運賃(上飯田駅・西ノ口駅・柳津駅を発着する一部区間)は、今回の改定に併せて廃止し、通学定期を含め本来のキロ程に応じた運賃を適用。

■改定時期:2024年3月予定

本件に関するリリース

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