JR九州より、2023年8月28日（月）に開業を予定しているBRTひこぼしライン（正式名称：日田彦山線BRT）添田～日田間の運行ダイヤおよび運賃の具体的な内容が発表された。
名所だったコンクリートアーチ橋を渡る「あそぼーい!」。BRTへの移行区間にあたる。
‘16.8.31 日田彦山線 筑前岩屋～大行司 P：大下秀幸（鉄道投稿情報局より）
日田彦山線添田行きのJR代行バス。
‘18.10.28 久大本線 日田 P：山田哲也（今日の一枚より）
◎BRT運行概要
○生活に密着したエリアにBRT駅36駅を設定。光岡駅～日田駅間に学校、市役所経由便を設定し、通勤通学がより便利になる。
・朝夕通学時間帯を中心に一部BRTで学校、市役所経由便（高校ルート）を設定
（プレスリリースより）
○添田駅で列車とBRTを同じホームで乗り換える「対面乗換」で運行し、乗換可能なダイヤ設定で利便性を最大限発揮させる。
・添田を発着するすべてのBRTを列車と乗り換えできる時刻に設定
（プレスリリースより）
◎運行本数
○3パターンの運行区間を設定。鉄道時代と比べて約1.5倍の運行本数を設定し、より便利で利用しやすくなる。
◎所要時間
〈区間別所要時間（平均）〉
◎普通運賃
○BRT完結の普通運賃
現行の鉄道普通運賃と同額で利用可能（一部区間は、鉄道普通運賃より安くなる）。
○BRTと鉄道を乗り継ぐ区間の普通運賃
鉄道普通運賃とBRT普通運賃を併算し、乗継割引（▲100円）を適用。
（プレスリリースより）
【編集部追記】日田彦山線（ひたひこさんせん）は城野（じょうの）～夜明（よあけ）間68.7kmの非電化ローカル線。添田～夜明間は2017年7月の豪雨被災以来鉄道としては復旧されることなくBRTへの移行となる。
