デアゴスティーニから刊行されている「鉄道車両 金属モデルコレクション」の第13弾となる「103系 クハ103形」が登場した。実車は先代に当たる101系電車の改良型として1963(昭和38)年に登場した国鉄の新性能通勤型電車で、山手線に投入されたのを皮切りに、関東・関西の通勤線区を中心に様々な路線で活躍した。その製造両数は3447両、改造車を含めると3503両にものぼり、単一系式の製造数としては今もなお破られていない数になる。
モデルは1974(昭和49)年以降に製造された所謂「高運転台」を製品化。プロトタイプはクハ103-760で、時代としては品川運転所(南シナ)所属、山手線ATC導入後の仕様としている。ネームプレート付きの専用台座とアクリルケースが付属。価格は6,980円(税込)となる。