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上越新幹線E7系で統一!【2023年3月ダイヤ改正】JR東日本

2022.12.16

 JR東日本では、2023年3月18日(土)にダイヤ改正を行う。主な内容は、
(1) 上越新幹線の所要時間を短縮
(2) 上越新幹線の全列車をE7 系に統一
(3) 北陸新幹線の所要時間を短縮
(4) 高崎線特急の快適性と利便性を向上
(5) 東海道線特急「湘南」の増発
(6) 首都圏を発着する特急列車の利便性を向上
(7) 京葉線に幕張豊砂駅、田沢湖線に前潟駅を開業
(8) 利用状況にあわせた輸送体系の見直し
…となる。

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‘19.3.2 上越新幹線 新潟 P:鷲澤拓弥
鉄道投稿情報局より)

(1) 上越新幹線の所要時間を短縮
 大宮~新潟間の最高速度を275km/h(従来は240km/h)に向上させる。これにより所要時間が改正前と比べて最大7分短縮し、東京~新潟間を最速1時間29分で結ぶ。
 また、新潟駅での特急「いなほ」との接続時分の見直し等によって、東京~酒田間を最速3時間44分で結ぶ。

(2) 上越新幹線の全列車をE7 系に統一
 E7系を新たに6編成追加投入し、上越新幹線の全列車をE7系に統一する。これにより、東京駅を発着するすべての「とき」「たにがわ」で快適性が向上するとともに、グランクラス(飲料・軽食なし)が利用できるようになる。

グランクラスの車内。(プレスリリースより)

(3) 北陸新幹線の所要時間を短縮
 大宮~高崎間の最高速度向上(前述)に伴い、同区間を走行する「かがやき」「はくたか」「あさま」の所要時間を改正前より最大2分短縮。これにより、東京~金沢間を最速2時間25分で結ぶ。

(4) 高崎線特急の快適性と利便性を向上
  高崎線特急にE257系リニューアル車両を投入し、快適性を向上させる。特急「草津」は列車名を「草津・四万(読みは『しま』)」に変更し、全車指定席として着席サービスを向上。また、平日に運転している特急「スワローあかぎ」は列車名を「あかぎ」に変更し、平日・土休日ともに、中央線特急や常磐線特急と同様の新たな着席サービスを導入する。

E257系リニューアル車(プレスリリースより)

(4) 東海道線特急「湘南」を増発
 平日の夕通勤時間帯に東京~平塚間で特急「湘南」を増発し、着席サービスを向上。

(5) 首都圏を発着する特急列車の利便性を向上
 上野駅始発で運転している平日の特急「ひたち5号」を品川駅始発とし、特急「ひたち」は全列車を品川駅発着とする。また、特急「ときわ」は全列車を柏駅停車とし、利便性を向上させる。
 新宿駅終着となっている特急「かいじ2号」「あずさ16号」を東京駅終着とし、利便性を向上させる。これにより、午前中に新宿駅に到着する全列車が東京駅終着となる。
 特急「日光1号 」を利用しやすい時刻へ変更。

(6) 京葉線、田沢湖線に新駅を開業
 京葉線の新習志野~海浜幕張間に「幕張豊砂(まくはりとよすな)駅」を開業させる。地域開発が進む幕張エリアで、近辺の商業施設等へのアクセスが向上する。幕張豊砂駅(千葉県千葉市美浜区)には、京葉線の各駅停車(武蔵野線直通列車を含む)が停車する。
 田沢湖線の盛岡~大釜間に「前潟(まえがた)駅」を開業させる。公共交通利用の促進を図るための新駅。前潟駅(岩手県盛岡市)には、田沢湖線の普通列車が停車する。

(プレスリリースより)

(7) 利用状況にあわせた輸送体系の見直し
・高崎線特急は一部列車で運転区間を見直す。
・JR・東武直通特急は輸送体系を見直す。
・中央快速線と青梅線・五日市線を直通する「ホリデー快速おくたま・あきがわ」は輸送体系を見直す。
・青梅線(青梅~奥多摩間)、常磐線(水戸~いわき間)でワンマン運転を実施。

詳しくはこちら
JR東日本WEBサイト

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