2011年7月、新潟・福島豪雨により甚大な被害を受けた只見線会津川口駅~只見駅間の復旧工事が完了し、2022年10月1日より只見線は全線で運転を再開した。
JR東日本東北本部では、只見線全線運転再開を記念して、只見線で運用されていたキハ40系カラーをキハ110系で復刻させると発表した。これは、10月1日よりすでに運行を開始している、キハE120形旧国鉄カラー車両ラッピングに続く塗色復刻の第2弾となる。詳細は以下の通り。
(正面図)
(側面図)※提供:JR東日本東北本部
▲只見線で活躍していたキハ40
‘20.1.18 只見線 会津水沼〜早戸 P:相川宜嗣
(今日の一枚より)
■対象車両:キハ110-223(1両)
■運用開始時期:2022年11月
■内容:長年にわたって四季折々の只見線を駆け抜けてきたキハ40系のカラーリングをキハ110系車両ベースに再現・復刻する。
【編集部追記】このキハ40系カラーとされる塗色は、JR初期の頃、東北地域本社(→仙台支社→東北本部)管内の国鉄型気動車(キハ20系、40系、45系、58系など)に塗られ、只見線の他、石巻線や陸羽東線、気仙沼線などで見ることが出来た。特に模型ファンの間では登場時の所轄を示す「東北地域本社色」として今でも呼ばれることがある。