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「河川敷に消えた小鉄道」こと北丹鉄道の廃線跡を辿るノスタルジックウォーキング!

2022.09.21

 福知山観光協会と株式会社JTB 京都中央支店が連携し、1971(昭和46)年に幕を下ろした北丹(ほくたん)鉄道の路線を巡る『鬼がいざなうノスタルジック廃線跡ウォーク』が、2022年10月12日~11月16日に開催される。

由良川に沿って走る、在りし日の北丹鉄道。(プレスリリースより)

タイトル:鬼がいざなうノスタルジック廃線跡ウォーク

期間/コース/定員
○10月12日(水) 北丹鉄道廃線跡ウォーク 25名
○10月19日(水) 北丹鉄道廃線跡ウォーク 20名
○10月19日(水) 鬼の道ウォーク 20名
○11月13日(日) 北丹鉄道廃線跡ウォーク 20名
○11月13日(日) 神の道ウォーク 20名
○11月16日(水) 北丹鉄道廃線跡ウォーク 25名

料金
○北丹鉄道廃線跡ウォーク 10,000円(京都駅発) 13,000円(名古屋駅発)
○鬼の道ウォーク 12,000円(京都駅発)
○神の道ウォーク 12,000円(京都駅発)

内容
北丹鉄道廃線跡ウォーク…北丹鉄道は、かつて福知山駅から北へ河守駅(現在の京都丹後鉄道宮福線大江駅)までの路線を走っていた。旧福知山西駅跡の駅名標モニュメント・SLや、由良川沿いに廃線跡風景が広がり、所々にトンネル、橋台等の遺構や廃駅が残され、ガイドの解説を聞きながらノスタルジックな景観と感動の鉄道物語が楽しめるコース。

最終運行の模様(プレスリリースより)

鬼の道ウォーク(大江山 鬼伝説めぐり)…平安期に出没した鬼(酒呑童子等)の伝説が残る里をたどるコース。かつて河守鉱山から鉱石が掘り出され、北丹鉄道を利用して輸送されたという鉄道との縁のある場所。現在、このエリア一帯は大江山「酒呑童子の里」として豊富な観光資源が存在する。鬼伝説めぐりとして、各所に出没する鬼との遭遇をお楽しみに。

新童子橋(プレスリリースより)

神の道ウォーク(元伊勢めぐり)…福知山のパワースポット“元伊勢神社”を辿るコース。天照大神が現在の三重県伊勢市の伊勢神宮に鎮座する以前に祀られたとの伝承から元伊勢と呼ばれている。伊勢神宮と同じく内宮、外宮が存在し、この近辺の鬼伝説では「鬼は本来“モノ”で、“モノ”は神」という意味があり、最強のパワーを感受できるかも。

元伊勢内宮(プレスリリースより)

購入方法
・JTBウォレット(WEB販売のみ)※公式サイトよりチケット購入ボタンをクリック。
・申込締切日:各開催日の前日17:00まで

公式サイトhttps://nostalgicwaik.jp

編集部追記】北丹鉄道は建設資金低減のため由良川の河川敷を鉄道用地としており、結果として増水によってよく線路が水に浸かり、線路状態は良くなかったと言われる。廃止後、鉄道用地のそのような部分はほぼ単なる河川敷に戻ってしまったという。

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