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ウルトラマンの生まれ故郷!? 東北本線須賀川駅、駅舎改築と東西自由通路新設!

2022.08.30

 JR東日本は、福島県須賀川市との協定により、東北本線須賀川駅の東西自由連絡通路および駅舎の改築工事を下記の通り行うと発表した。2026年春に予定される工事完了まで、利用者の協力を呼び掛けている。

現在の須賀川駅舎(プレスリリースより)

デザインコンセプト
(1) 建物全体をガラス張りにすることで、オープンで明るい雰囲気を作り、賑わいの創出とまちとの一体感を形成する。
(2) 須賀川の玄関口として、須賀川の歴史や地域性を大切にしつつ、周辺との景観の調和を図る。

東西自由連絡通路・新駅舎整備イメージ(プレスリリースより)

整備概要
(1) 東西自由連絡通路
・構造・規模 :鉄骨造2階建、有効幅員4m
・都市施設 :男女トイレ
・バリアフリー設備:エレベーター2基、バリアフリートイレ
(2) 新駅舎
・構造・規模 :鉄骨造2階建、延床面積 約520㎡
・駅設備 :駅事務室、待合室、自動券売機
・バリアフリー設備:エレベーター2基

今後の予定
(1) 仮囲い設置開始(上りホーム):2022年9月中旬~
         (下りホーム) :2022年11月中旬~
(2) 東西自由連絡通路・新駅舎利用開始:2025年春(予定)
(3) 工事完了:2026年春(予定)

詳しくはこちら
JR東日本WEBサイト

編集部追記】須賀川市はウルトラマンの生みの親で“特撮の神様”と称される円谷英二監督の出身地である。それが縁となり、現駅舎内にはウルトラマンの大判イラストが掲出されていたりする。三角屋根が特徴的な現駅舎は1992年に供用開始という比較的新しいもので、須賀川市のコミュニティ施設も入居した複合施設。ただ、線路を挟んで反対側となる西側には現状出入口がなく、市の発展を阻害しているとの指摘が多くあった。今回の改築および自由通路の建設によって、駅西側の一層の発展が期待される。

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