JR貨物は、大雨により寸断されていた東北・北陸・新潟県内の貨物列車の状況について、続報(8月19日21時時点)を発表した。
まず、既報の通り、奥羽線の大館駅~青森信号場駅間はが8月17日朝に運転を再開済。一方、秋田貨物駅~大館駅間については、運転再開まで相当な時間を要することから、鉄路による迂回輸送が既に実施されていたが、これに加えて船舶による迂回輸送も8月23日より実施するという方針が示された。詳細は以下のとおり。
【画像はイメージで直接的な関係はなし】
‘22.7.29 羽越本線 本楯〜酒田 P:丸山裕也
(今日の一枚より)
■貨物列車の主な運転中止区間と運転再開予定(下記地図参照)
・奥羽線 秋田貨物駅~大館駅間
大館駅~青森信号場駅間 (17日朝 運転再開)
(プレスリリースより)
■迂回輸送実施について
8月16日から、関西地区~北海道間の臨時列車を東海道線・東北線・いわて銀河鉄道線・青い森鉄道線経由で1往復運転している。
■トラックによる代行輸送の実施について
8月5日から、以下の区間において代行輸送を実施している。
・秋田貨物駅~大館駅
・仙台(タ)~秋田貨物駅
■船舶による代行輸送の実施について
8月23日から、以下の区間において代行輸送を実施している。
・秋田貨物駅~札幌(タ) (秋田港~石狩湾新港間 航路)
(プレスリリースより)
■今後の見通しについて
秋田貨物駅~大館駅間については運転再開までに相当な期間を要する見込み。復旧見込みがわかり次第告知される。