JR西日本岡山支社では、7～9月にかけて岡山県等と連携して開催する「岡山デスティネーションキャンペーン」にあわせ、新たな観光列車のデビューのほか、リバイバル団体臨時列車の運行、各地区での鉄道体験イベントの開催といった多様な企画を用意し、これらを「おか鉄フェス2022」と銘打ち展開していく。通常のデスティネーションキャンペーンでここまでレイル・ファン向けの企画が盛り込まれることは珍しく、今「国鉄型天国」として注目が集まる同地区に向け、さらなるスポットライトが当たることになりそうだ。
ここでは、本日発表となった観光・イベント列車3種についてお伝えする。一部情報は既報となっているが、その詳細などをご確認いただきたい。
◎リバイバル急行「砂丘」
かつて、岡山～鳥取間を津山線・因美線経由で結んでいた気動車急行「砂丘」を、区間や車両はアレンジの上で下記の通り運行する。
▲かつての「砂丘」でも使用されたキハ58系による「みまさかスローライフ」（イメージ画像）
‘10.11.6 因美線 那岐～美作河井 P：西田達哉
（お立ち台通信より）
■運行日：2022年8月11日（木・祝）
■運転区間・時刻：岡山～智頭～ 岡山間（津山線・因美線経由）
岡山駅10:50発→ 智頭駅14:16着
智頭駅14:50発→ 岡山駅18:17着
※時刻は変更となる場合がある。
■車両：キハ47系2両「ノスタルジー」編成
■発売方法：旅行商品として、日本旅行から6月24日に発売予定。商品内容等の詳細は日本旅行メディアトラベルセンターホームページで決まり次第告知される。
◎Bar Train ～Night ラ・マル～
初めて観光列車「La Malle de Bois（ラ・マル・ド・ボァ）」が夕刻に運行。ホテルグランヴィア岡山のバーテンダーが目の前でつくるカクテルや生演奏の演出によりホテルのBar の情景が再現される。普段の「La Malle de Bois」とは違う列車の雰囲気を楽しむことができる。
（プレスリリースより）
■運行日：2022年8月27日（土）
■運行区間・時刻：山陽本線 岡山～尾道～岡山間
岡山16:57発→尾道18:20着→自由散策→尾道20:03発→岡山21:12着
■旅行代金：17,000 円／人（税込）
■発売開始日：2022年6月13日（月）
■発売方法：日本旅行岡山支店ホームページ
■募集人数：45名（最少催行人数30名）
■参加条件：20歳以上の方
◎「ハローキティはるか」岡山DC 特別運行（仮称）
主に京都・新大阪～関西空港駅までを結ぶ特急「はるか」を、新大阪駅から岡山・備後エリアに向けて運行する。今回初めて「はるか」型の車両が伯備線で営業運転を行い、ハローキティも乗車する。
‘19.3.29 阪和線 美章園 P：松田信彦
（鉄道投稿情報局より）
■運行日：2022年8月6日（土）～7日（日）
■運行区間・時刻：1日目＝新大阪～新見～尾道間、2日目＝尾道～新大阪間
1日目：新大阪8:11頃発→新見13:22着・17:09頃発→尾道20:07頃着
2日目：尾道15:05頃発→新大阪19:23頃着
※時刻は変更となる場合がある。
■車両：271系または 281系6両（「ハローキティはるか」編成）
■発売方法：旅行商品として、日本旅行から6月17日に発売予定。商品内容等の詳細は日本旅行赤い風船関西版ホームページで決まり次第告知される。
