JR東日本では、新幹線試験車両E956形「ALFA-X」について、2019年~2022年3月まで主に深夜帯に試験走行を行ってきましたが、安全性・安定性や快適性、環境性能、メンテナンス性の向上を目的とした各開発品の性能の確認がほぼ完了。先月5月からは、地震対策をはじめとした各種開発品の耐久性確認のほか、車内におけるお客さまサービスの研究開発、将来の自動運転を実現するための基礎的な研究開発等を目的とした、昼間帯での走行試験を実施しています。その模様の写真が送られてきました!
下り方先頭の10号車を先頭とした編成の姿。
上り方先頭の1号車を先頭とした編成の姿。
‘22.6.9 東北新幹線 いわて沼宮内〜二戸 P:寺尾武士(2点共)
現在の走行試験の走行区間は、主に東北新幹線 仙台~新青森間とし、試験内容によりその他の区間を走行する場合もあるようです。また、当面の間は、最高速度を営業列車と同じ速度としています。
先月5月より、東北新幹線において、「ALFA-X」の昼間での試運転が始まっています。その走行動画の投稿をいただきましたので、ぜひご覧ください! 明るい中で見る姿も新鮮ですね。動画の中では比較としてE5系もつづきます! 撮影:寺尾武士 pic.twitter.com/5nDr2llsZ8
— Rail Magazine(レイル・マガジン)【公式】 (@RM_nekopub) June 9, 2022
今までの深夜帯での試験走行は見ることも撮ることも非常に難易度の高いものでしたが、今後は見るチャンスがかなり大きくなりますね!
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