いすみ鉄道は、2013年3月より運行を続けてきたキハ28 2346号車の定期運行を、2022年11月27日（日）にて終了すると発表した。同車は国鉄キハ58系唯一の営業車両であったが、走行用エンジンや冷房エンジンの部品確保が困難を極めることから、約9年8ヶ月にわたる運用が終了することとなった。詳細は以下の通り。
‘22.03.06 いすみ鉄道 城見が丘～上総中川 P：加藤 潤
（「今日の一枚」より）
◎いすみ鉄道 キハ28-2346号車の定期運行終了について
■終了日：2022年11月27日（日）
■主な引退理由 ・検査切れにより、全般検査を施工しなくてはならない。
・走行エンジンの老朽化、交換部品の生産中止による今後の不安定な保守体制。
・冷房エンジンの老朽化、交換部品の枯渇。
全般検査を取得し、今後も営業車両として運行するためには走行エンジンおよび冷房エンジン、付帯艤装の交換や新設工事が必要で、これらすべてを施工するには現在の同社運賃収入の年間売上を超える金額が必要だという。 なお、定期運行終了、以降2月初旬まで貸切車両等の不定期運行が計画されている。
‘22.03.27 いすみ鉄道 久我原～総元 P：桑原優司
（「今日の一枚」より）
