東京都交通局は、都営三田線の新型車両「6500形」8両編成の営業運転を、5月14日(土)より開始する。なお、初日は1編成を西高島平駅から白金高輪駅の間で運行し、以降、運行範囲を東急目黒線日吉駅まで拡大するとのこと。6500形は、順次運行本数を増やし、2022年度末までに13編成を導入する計画。現在まで運用されている6300形は1993年に導入された車両で、新型車両の登場は29年ぶりとなる。
都営10系試作車は1971(昭和46)年に誕生し、新宿線の開通前だったために三田線に登場した。当初は黄色の帯を巻き、冷房付きでATOを搭載していた。一般の人にとっては車庫にある謎の車両だったが、’78年に新宿線が開通したことで量産化改造され、1次車を組み込み6両編成での運用を開始。
‘04.10 東京都交通局新宿線 大島 P:深山剛志
6000形は引退後、熊本電気鉄道に譲られ、いまも活躍している。
‘21.10.24 熊本電気鉄道 北熊本車庫 P:津村潤之介
検査のため志村車両検修場に入場していた志村車両検修場所属の6300形6308編成。11月30日に都営三田線にて運用復帰した。
‘19.12.8 東急電鉄目黒線 武蔵小杉 P:田部井毅大
近畿車輛で落成した東京都交通局三田線用の6500形6506編成8両が、徳庵~越谷貨物ターミナル間で甲種輸送された。
‘21.11.28 東海道本線 東戸塚 P:田部井毅大