近畿車輛は、JR西日本から譲渡されて同社が保有している100系新幹線車両について、再塗装・整備を行った上で、JR学研都市線の車窓から見える場所へ移設したと発表した。
100系新幹線先頭車両のシャークノーズ形状は同社のデザイン案が採択されたもの。また、2階建て車両の食堂車のデザイン・設計も同社の担当で、同社にとっては当時の技術上の記念碑的存在である。なお、当該車両は博多総合車両所K58編成の122形5009番で、2011年に廃車後、近畿車輛に譲渡されたものだ。
同社では、ぜひ学研都市線の車窓から（下り列車が徳庵駅を出てすぐ右手）楽しんでもらえればとのこと。なお、撮影は製造中の新車が写り込む場合があるため、ご遠慮いただきたい。
（同社WEBサイト内プレスリリースより）
