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スプリンクラーの不具合を自動検知! 上越新幹線「残雪検知システム」導入

2022.02.07

 JR 東日本は、グループ経営ビジョン「変革2027」に掲げるスマートトレイ ン実現のため、設備・車両の状態に応じたスマートメンテナンスの 実現を目指しているが、その一環として、 2021年12月より上越新幹線(上毛高原~新潟間)の散水消雪設備(スプリンクラー)の点検作業に「残雪検知システム」を導入した。

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‘11.8.5 東北新幹線 一ノ関 P:河澄拓哉
鉄道投稿情報局より

 この残雪検知システムは、新幹線電気・軌道総合検測車(以下「East i」)から高架上を撮影し、 その画像をAIを活用して解析することで 、 スプリンクラーの不具合箇所 などに発生する残雪の検知を行うというものだ。

導入目的
 新幹線の雪害対策として、消雪を行うスプリンクラー を設置しており、高架上では作業員が高架上を歩行し目視にて不具合箇所の確認をしている。この削減を目的に、2021年12 月より上越新幹線(上毛高原~新潟間)に残雪検知システムを導入した。

(プレスリリースより)

残雪検知システムの概要
(1) East iの運転台にカメラを設置し、走行中に高架上を撮影する。
(2) 撮影した画像を、East iから地上監視センターに送信する。
(3) 地上監視センターではAI を活用して画像解析を行い、高架上に融かしきれずに残っている雪の検知を行う。
(4) 残雪が検知された箇所は、スプリンクラーに不具合が発生している可能性がある箇所として、作業員による点検を検討する。

(プレスリリースより)

その他
 上越新幹線での今冬の運用状況を確認し、東北新幹線及び北陸新幹線のスプリンクラーへの導入について、検討を進めていく。

参考】散水消雪設備の概要

(プレスリリースより)

詳しくはこちら
JR東日本WEBサイト

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