東京都交通局では、都営三田線の一部の編成を6両から8両へと輸送力を増強することとしており、現在、新型車両「6500形」の試運転やホームドアの更新・増設など 駅施設の改修を進めている。この度、 6500形の運行開始日が下記の通り決定した。
6500形車両外観。(プレスリリースより)
■6500形の運行開始日
・2022年5月14日(土)より。
・2022年度末までに順次13編成を導入。
・運行ダイヤについては、決まり次第告知される。
■6500形車両の概要(一部既報)
・1編成当たり6両から8両となることにより、定員が862人から1,172人に増加。
・すべての車両に防犯カメラを設置。
・どなたでも利用しやすいように低い吊り手と荷棚を採用。
・すべての車両にフリースペースを設置。
6500形車内(上)と防犯カメラ(下)(プレスリリースより)
・抗ウイルスコーティングを施工。
・車両のデータをリアルタイムに収集する「車両情報収集システム」を搭載し、蓄積したデータの有効活用 を目指す(2022年度下期稼働予定)。
■ホームドアの更新・増設
(プレスリリースより)
・西高島平駅から三田駅までの全24駅を対象に、既設のホームドアをすべて更新するとともに、8両編成化に合わせて増設した。
・新たなホームドアは、列車接近表示器や非常停止ボタンを戸袋上部に設けているほか、開閉部分の一部にガラスを用いて視認性を高めている。
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