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壇蜜さんが皇女「斎王」に!「斎宮×近鉄 壇蜜斎王トレイン」

2021.12.21

 株式会社一旗(ひとはた)がデザインする「斎宮×近鉄 壇蜜斎王トレイン」が、 2021年12月21日から2022年7月初旬まで主に近鉄名古屋~伊勢中川間、近鉄名古屋~松阪間、近鉄名古屋~五十鈴川間で運行すると発表された。

デザインイメージ(プレスリリースより)

 この企画は、一般社団法人明和観光商社によるアフターコロナにおける斎宮・明和町への観光誘客を目指す「神宮ゲートウェイ」プロジェクトの一環で、近畿日本鉄道の協力を得て、 1300年の歴史を紡ぐ斎宮・斎王をイメージしたデザインの特別車両を運行するもの。神に仕えた皇女「斎王」役には、タレントの壇蜜さんを起用した。

 デザインは「国史跡斎宮跡 平安絵巻プロジェクションマッピング2021」(2021年11月実施)のメインビジュアルを再構成したもので、国史跡斎宮跡にある「さいくう平安の杜」に復元された正殿のほか、十二単を着て「斎王」役に扮する壇蜜さんが描かれている。

運行期間
 2021年12月21日(火)~2022年7月初旬

運行区間
・近鉄名古屋~伊勢中川(名古屋線)
・近鉄名古屋~松阪(名古屋線、山田線)
・近鉄名古屋~五十鈴川(名古屋線、山田線、鳥羽線)
※上記区間以外でも運行する場合がある。

【「斎宮」・「斎王」とは】
 三重県・伊勢神宮にゆかりのある斎宮は、飛鳥時代から鎌倉時代末まで660年以上にわたって天皇に代わって伊勢神宮の天照大神に仕えた未婚の皇女「斎王」の都のこと。日本で斎宮が存在した唯一の場所として、地元の人々によって神聖な土地だと守り続けられてきた三重県・明和町にある斎宮跡に、古代建築によって、三棟の平安時代の建物「斎宮寮庁」が復元された。
 60人以上いたといわれる斎王は、天皇が代替わりするまで家族と離れ、都での生活と別れを告げ、斎宮で祈りの日々を過ごしていた。中には、神に仕える身であるがために、恋愛を禁じられ恋人との仲を引き裂かれた方もいたそうである。

「斎王」役にタレントの壇蜜さんを起用

(プレスリリースより)

 神に仕えた皇女「斎王」役に、タレントの壇蜜さんを起用した。日本全国の「斎藤(斉藤・齋藤・齊藤)」さんは、「斎宮頭」という斎王に仕える斎宮寮の長官が始まりであるといわれ、現代の「さいとう」姓を名乗る人々の先祖にあたるといわれている。壇蜜さんの本名(旧姓)が「齋藤」さんであること、そして人々が抱く「斎王」のイメージにも合致することから「斎王」役を務めていただくこととなった。

詳しくはこちら
近畿日本鉄道WEBサイト

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