近鉄では、2021年11月1日に湯の山線が電化100周年を迎えたことを記念して、12月26日から記念ヘッドマークを冠した列車を運行し、「湯の山線電化100周年記念イベント」を開催すると発表した。
‘16.9.3 近畿日本鉄道湯の山線 大羽根園~湯の山温泉 P:坂部正光
(鉄道投稿情報局より)
記念ヘッドマークは、デザイン制作を湯の山線沿線の高校4校に依頼し、12月26日に近鉄四日市駅で行う出発式にて披露する。
■記念ヘッドマーク列車の運行
2021年12月26日(日)~2022年3月31日(木)
湯の山線を運行する一般列車2編成
デザイン制作協力校:三重県立菰野高等学校、三重県立四日市商業高等学校、三重県立四日市西高等学校、四日市メリノール学院高等学校
■記念ヘッドマーク列車出発式
2021年12月26日(日)10:00~10:40
近鉄四日市駅5番線ホーム(湯の山線ホーム)にて
■フォトコンテスト
開催期間:2021年12月26日(日)~2022年3月31日(木)
応募方法
(1) 近鉄の公式Twitterアカウント「近鉄通信」をフォロー
(2) 湯の山線電化100周年記念ヘッドマークを含めて写真を撮影
(3) Twitterで「#湯の山線電化100th」をつけて写真投稿
結果発表:2022年4月中旬に twitterDMで通知。
賞品:優秀賞…記念ヘッドマークのレプリカ 4名
その他(カモシカ賞 2名、御在所ロープウエイ賞 2名、菰野町観光協会賞 2名、アクアイグニス賞 2名)
(プレスリリースより)
【参考】湯の山線の変遷
1913年6月 四日市鉄道が川島村駅~湯ノ山駅(現 湯の山温泉駅)を開業
1916年3月 四日市鉄道諏訪駅~国鉄四日市駅(現 JR四日市駅)間開業
国鉄四日市駅~湯ノ山駅間全通
1921年11月 四日市鉄道が現在の湯の山線を全線電化
1931年3月 三重鉄道が四日市鉄道を合併
1944年2月 三重鉄道は県下のバス路線などと合併して三重交通に改称
1964年1月 三重電気鉄道設立(湯の山線は軌間拡幅、昇圧工事により近鉄名古屋線との共通使用可能)
1965年4月 近畿日本鉄道が三重電気鉄道を合併し、近畿日本鉄道湯の山線として運行