JR西日本では、2022年3月12日(土)にダイヤ改正を行う。主な内容は、
〔山陽新幹線〕
・「のぞみ」の利便性向上
・「さくら」「みずほ」の一部を臨時列車化
・「こだま」「ひかり」の一部を見直し
〔北陸新幹線〕
・「かがやき」の一部を臨時列車化
〔在来線特急〕
・「サンダーバード」などの一部特急について、週末を中心に運転本数を増やす
・通勤時間帯の特急着席サービスがさらに便利に
〔普通列車〕
・各エリアで利用状況にあわせたダイヤに見直し
・一部線区で運転間隔の均等化や所要時間を短縮
…となる。
‘20.2.2 山陽新幹線 新山口 P:森 康祐
(今日の一枚より)
〔山陽新幹線〕
(1)「のぞみ」の利便性向上
・博多・小倉・新山口から東京に10時台の到着が可能になる。
・姫路から東京に8時台の到着が可能になる。
・広島・福山への最終列車が東京20時台の発車となる。
・東京から広島への夜間「のぞみ」の運転間隔を短縮する。
(2) 「さくら」「みずほ」の一部臨時列車化
「さくら」の一部列車を臨時列車とし、利用状況にあわせた運転が可能となるダイヤへと見直すほか、毎日運転する「みずほ615号」を熊本行きとし、利用状況により鹿児島中央行きとして運転する。
(3) 「こだま」「ひかり」の一部見直し
利用状況にあわせて「こだま」「ひかり」の運転区間や運転本数を見直す。
〔北陸新幹線〕
(4) 「かがやき」の一部を臨時列車化
「かがやき」の一部列車を臨時列車とし、利用状況にあわせた運転が可能となるダイヤへと見直す。
〔在来線特急〕
(5) 一部特急について、週末を中心に運転本数を増やす
「サンダーバード」「しらさぎ」「くろしお」「こうのとり」「きのさき・はしだて」「スーパーはくと」「やくも」について、観光での利用に便利な週末を中心(金曜・土曜・日曜・祝日)に運転本数を増やす。
(6) 通勤時間帯の特急着席サービスがさらに便利に
・阪和線で朝通勤時間帯の運転時刻を見直し、「くろしお」「はるか」とあわせて、日根野→新大阪で概ね25分間隔の運転とする。
・指定席拡大および「e5489チケットレスサービス」(在来線)を拡充させる。「くろしお」「こうのとり」「きのさき・はしだて・まいづる」を全車指定席化、「サンダーバード」「しらさぎ(9両増結時)」の指定席を1両拡大することで、事前に予約できる席を増やす。
〔普通列車〕
(7) 各エリアで利用にあわせたダイヤに見直し
各エリア・各時間帯でご利用にあわせたダイヤとする(30 線区において、2021年10月2日改正と比較して、約4%の列車を見直し)。
(8) 一部線区で運転間隔の均等化や所要時間を短縮
・近畿エリア…朝通勤時間帯のJR京都・神戸線、大阪環状線、大和路線、阪和線において、運転間隔を変更するととも
に均等化する。
・北陸エリア…七尾線で夜時間帯において、金沢および七尾発の運転間隔を変更するとともに均等化する。
・北近畿エリア…JR宝塚線で昼時間帯において、篠山口行き「区間快速」の新三田での特急待ち時間を解消。
・南紀エリア…阪和線で昼時間帯において、「紀州路快速」の和歌山発をわかりやすい時刻に変更。
・瀬戸内エリア…山陽線、呉線、可部線で夜時間帯において、広島着「のぞみ」からの乗換時間を短縮。可部線で朝夕通勤通学時間帯において、4両編成で運転する列車を拡大。
・山陰エリア…山陰線、境線で夕、夜時間帯において、3、4両編成で運転する列車を拡大。