北条鉄道では2020年9月のダイヤ改正時、法華口駅での行き違い設備完成に伴う増発を行ったが、それ以来、3両の在籍車でギリギリの運用を行ってきた。そこで、JR東日本での運用を終えたキハ40形を1両導入すべく、2021年9月よりクラウンドファンディングで資金を募り、無事成立。2021年12月12日未明、現車のレールへの積み下ろし作業が実施され、その後、既存車両に連結されて無事北条町駅へ輸送された。
(北条鉄道WEBサイトより・2点共)
今後、2022年3月の本格運行に向け、確認、改良、申請、試験作業に入るとのことである。
【編集部追記】今回譲渡されたキハ40形は、秋田総合車両センター南秋田センター所属で主に五能線で活躍していたキハ40 535。カラーリングも現段階では五能線時代のままである。2021年9月に秋田から敦賀までフェリーで航送された後、しばらく保留状態になっていた。