JR東日本仙台支社が、同社で初めてとなる新しい削正方式の大型保守用車を導入し、東北本線で運用を開始した。これによりレールの交換頻度の抑制による省メンテナンス化・鉄道工事における働き方改革を実現してくとのこと。
なお、ミリングホイールによる削正方式は同社では初めての導入、摺動式グラインディング装置の採用は日本初となる。車両の概要は以下のとおり。
〈プレスリリースより〉
■特徴及び諸元
導入した新型レール削正車は、金属チップが付いたホイールでレール頭面を削る「ミリング車」と、砥石を前後に動かすことで表面を滑らかにする「グラインディング車」の2台セットで1編成となっている。回転する砥石をレール頭面に押し当てて削正する従来の方式に比べ、1回で削正できる深さが大きいことが主な特徴。
〈プレスリリースより〉
■導入線区
東北本線 宇都宮~盛岡
■導入時期
2021 年10 月より運用開始
■導入数
2編成