JR四国は、2022年春に観光列車「伊予灘ものがたり」の新車両をデビューさせると発表した。車両がキハ185系となり、自動換気システムの導入や、個室、ペアシートなども登場する。詳細は以下の通り。
▲八幡浜側先頭イメージ(JR四国プレスリリースより)
▲松山側先頭イメージ(JR四国プレスリリースより)
■列車コンセプト
『レトロモダンな車内で大切な人と過ごす、上質な非日常空間』
■運転開始時期
2022年春予定
■運転区間
松山駅~伊予大洲駅・八幡浜駅間
■車内設備
(JR四国プレスリリースより)
●定員
58名(1列車)
⑴1号車「茜の章」(グリーン座席・定員27名)
海向き展望シート、2人掛け山側シート、4人掛けボックスシート
(JR四国プレスリリースより)
⑵2号車「黄金の章」(グリーン座席・定員23名)
海向き展望シート、2人掛け海向きペアシート、2人掛け山側シート
(JR四国プレスリリースより)
⑶3号車「陽華の章」(グリーン個室・定員8名)
2人掛けソファーシート4席
(JR四国プレスリリースより)
・3号車「陽華の章」ラグジュアリールーム
「大切な人と過ごす時間と空間」をテーマとした、8名まで利用できる車両貸切のグリーン個室となっている。
・2号車ペアシート
2号車の海向きシートの一部が、2名での利用におすすめのペアシートタイプとなっている 。
・車内モニター
観光映像や前面展望ライブ映像を配信できるモニターを各車両に設ける。
・トイレ
多目的トイレ1箇所、洋式トイレ2箇所(1箇所は女性専用)の計3箇所設置する。
・車内コンセント
フリーWi-Fi、座席毎のコンセントを設ける。
■運賃
・車両リニューアルにともない特急料金を適用する。
・1号車「茜の章」と 2号車「黄金の章」は全車グリーン車指定席となる。
・3号車「陽華の章」は、利用人数分の運賃料金のほかグリーン個室1室料金28,000円が必要となる(定員8名、2名より利用可)。