西濃運輸、日本フレートライナー、JR貨物の3社は、2021年10月5日(火)から、東京貨物ターミナル~東福山駅間で、西濃運輸のブロックトレイン「カンガルーライナーTF60」の運転を行うと発表した。西濃運輸のブロックトレインの運転はこれで3往復目となる。
ちなみにブロックトレインとは、一義的にはコンテナ専用貨物列車のことだが、ここではある特定の荷主のコンテナを契約にて一定数まとめて運搬する形態の貨物列車のことを示している。
西濃運輸は中期経営計画の中で「価値創造型SDGs」の展開として輸送改革を進めており、トラックドライバー不足の解消や排出CO2の削減などを目指している。詳細は以下の通り。
‘21.7.13 東海道本線 菊川~掛川 P:大谷真弘
(鉄道投稿情報局より)
■運転開始日
2021年10月5日(火)
■運転区間
東京貨物ターミナル駅~東福山駅(約779km)
■列車編成
20両編成(うち西濃運輸15両、一般5両)
1列車あたり31ftコンテナ30個(往復で60個)
■発着時刻
【下り】東京タ6:58発~東福山21:22着
【上り】東福山4:14発~東京タ20:19着
【編註】列車名の「TF」は東京(Tokyo)と福山(Fukuyama)を示し、「60」は往復で31ftコンテナを60個運搬することを示す。既存の2往復「カンガルーライナーSS60」は吹田(Suita)~仙台(Sendai)、「カンガルーライナーNF64」は名古屋(Nagoya)~福岡(Fukuoka)となっている。