JR東海は、中央本線及び飯田線の現在の被災状況について発表した。2021年8月13日(金)~14日(土)の大雨の影響により複数箇所で土砂流入等が発生し、線路設備等が損傷した。このため中央本線及び飯田線の一部の区間においては列車の運休が発生している。詳細は以下の通り。
■主な被災箇所
●中央本線
・古虎渓駅 土砂流入
※8月16日(月)中に復旧作業完了予定
(JR東海プレスリリースより)
・倉本駅 信号機器室損傷
・倉本駅~上松駅間 288K400m 付近 土砂流入
(JR東海プレスリリースより)
・木曽平沢駅~贄川駅間 251K950m 付近 土砂流入
(JR東海プレスリリースより)
●飯田線
・宮木駅~辰野駅間 横川橋梁 橋脚等の損傷
(JR東海プレスリリースより)
■今後の運転計画
●中央本線
・南木曽駅~塩尻駅間は信号設備や線路設備が損傷し、全線運転再開には相当な期間を要する見込み。
・特急「ワイドビューしなの」は、当面の間、全列車を運休。
●飯田線
・宮木駅~辰野駅間の横川橋梁の橋脚等が損傷し、全線運転再開には相当な期間を要する見込み。
※列車の運転区間やダイヤ変更等の情報はJR東海のホームページに掲載される。