text & photo:RM
取材日:’21.4.15 場所:京急蒲田駅
取材協力:京浜急行電鉄
京浜急行電鉄の新型車両、「新1000形1890番台」が公開された。

同社の主力車両であり、2002年のデビュー以来、さまざまな改良とともに増備されてきた新1000形だが、今回登場した1890番台の売りは車内設備にある。
平常時のロングから、座席指定や貸し切りイベント時のクロスシートへと転換できる回転式シートを備えるほか、1000形ステンレス車以来廃止されていた展望席が復活。
また、2・3号車にベビーカーや大型荷物に対応するフリースペース、2号車にバリアフリー対応の洋式トイレ、3号車には男性用トイレを設定。
さらに、抗菌・抗ウイルス座席シート地を採用するなど、多様化する車両用途だけでなく、ウィズコロナ時代にも柔軟に対応できる設備が特徴だ。
5月より運用が開始される1890番台、ここでは車内を中心に写真をご覧いただきたい。
- 展望席は乗務員室の後方に設けられた。
- 主には座席指定時に見られることになるクロスシート。
- 設定上はブロック毎に向かい合うパターンもあるようだ。
- シートは「三浦半島の旅」を想起させる波をイメージ。
- こちらはロングシート状態。
- 急行灯のデザイン変更とともに表情にも変化が。
- 優先席は青いシートとなっている。
- 座席自由度の高さは、貸し切りやイベント列車運行時に役立ちそうだ。
- 3号車には男性用トイレも設置された。
- 2号車にはバリアフリー対応の洋式トイレを設置。














