JR東海は名古屋駅での整備について、車両の扉にQRコードを貼付し、これを利用してホーム可動柵の開閉を制御するシステムの導入に関する実証試験を金山駅で実施すると発表した。
▲JR東海の主力車両313系
‘17.3.16 東海道本線 岐阜~木曽川 P:鈴木港祐
(鉄道投稿情報局より)
■システム導入の目的
システムの導入により、車掌によるホーム可動柵を閉じる作業をなくすことができ、車掌が乗降等のホーム監視業務に注力できるなど、安全性の向上を図ること。
■システム概要
・車両扉のQRコードをホーム上に設置されたQR検知用カメラで検知し、車両扉の開閉とホーム可動柵扉の開閉を連動させるシステム。
■試験内容
・降雨や太陽光の反射など様々な屋外環境におけるQR検知用カメラの検知機能の確認
・QR検知用カメラの適切な配置台数や位置の確認等
■試験開始日
・2020年11月28日(土)
※車両扉へのQRコードの貼付は11月24(火)より順次実施
■試験場所
・金山駅 東海道本線ホーム(3番線)