JR四国は「おでかけ。四国家」キャンペーン第2弾「藍よしのがわトロッコ」を運転する。吉野川が育んだ「阿波藍」、藍で富を築いた藍商人により花開いた阿波おどりをはじめとする徳島の文化や沿線の歴史、地元の食や地酒を吉野川に吹き抜ける風とともに体感することができる。詳細は以下の通り。
■列車名称
〇下り(徳島⇒阿波池田):藍よしのがわトロッコ さとめぐみの風
吉野川の恵みにより育まれた里山の景観や暮らしを感じながら、終点が近づくにつれ、沿線から見える吉野川の風景を楽しめる。
〇上り(阿波池田⇒徳島):藍よしのがわトロッコ かちどきの風
藍 48 色のうちの「褐色(かちいろ)」が古くから縁起の良い「勝ち色」として三好長慶などの武将に好まれており、縁起の良さや験担ぎの意味を込めて命名。列車が進む様子を、藍により富を得た阿波商人が栄華を極め、様々な徳島県の文化が花開いていった様子になぞらえ、「かちどき」ということばで表現。
■運転区間
JR四国 徳島線 徳島駅~阿波池田駅間(トロッコ車両乗車区間:石井駅~阿波池田駅間)
■車両概要
2両編成(キハ185キクハ32 定員56名)
■デザインコンセプト
Ai(藍)の字体を阿波踊りの躍動感に見立てたシンボルマークをあしらい、木綿地のテクスチャーをラッピング柄とした、柔らかな風合いをもった車両外観。
深い藍「かちいろ」へと染まっていくグラデーションと、3色の流曲線とで、恵みを運ぶ吉野川の流れ、豊かで穏やかな阿波の風土を表現。
ヘッドマークの「藍」の文字は徳島県阿南市在住の書家 天羽 汕景さんが作成。
■デザイン
■運転開始日
2020年10月10日(土)
■運転日
〇2020年度:10月、11月の土日祝日、3月27日(土)、28日(日)
〇2021年度:4月~5月、9月~11月に運転予定