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JR東日本 水素をエネルギー源としたハイブリッド車輌の試験車輌製作と実証試験を実施

2019.06.26
 JR東日本は、かねてよりエネルギーの多様化を推進しており、その一環で水素をエネルギー源としたハイブリッド車輌(燃料電池)の試験車の製作および営業路線での実証試験を実施する。
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▲「水素をエネルギー源としたハイブリッド車輌」イメージ 
画像提供:東日本旅客鉄道株式会社

■ハイブリッド車両(燃料電池)試験車両製作と実証試験の目的
 水素を燃料とする燃料電池と蓄電池を電源とするハイブリッドシステムを搭載した試験車輌を製作する。水素を燃料とすることにより、将来にわたり安定的にエネルギーを確保するエネルギーの多様化の実現や、CO2 排出量の削減などを見込んでいる。
 実使用環境下での走行試験を伴う実証試験を行い、安全性、環境性能、車輌性能などを確認。実証試験を通じ、燃料電池制御技術の最適化や、地上設備に関する技術開発項目の検討など、将来の燃料電池車輌実用化に向けたデータを収集する。
■ハイブリッド車輌(燃料電池)試験車輌の概要
①構成
 FV-E991 系 2輌(1M1T)1編成
②製作スケジュール
 2021 年度内に落成予定
■実証試験について
①実証試験実施路線
 鶴見線/南武線尻手支線/南武線(尻手~武蔵中原)
②実証試験開始スケジュール
 2021年度の試験開始に向けて今後調整する。
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