
「炭都」と呼ばれた夕張市は、1960年代には最多人口を記録し、各炭鉱からは昼夜を問わず石炭が産出され、石炭列車の汽笛が山峡に響いていたが、1970年代に入ると炭鉱合理化が進む中、最後の活躍を続けるSLを追い求め、多くのファンが夕張を訪れた。しかし、明治の炭鉱開発以来、石炭輸送を担い100年以上の歴史を誇る旧夕張線の石勝支線も間もなく消えようとしている。このカレンダーは過ぎ去った夕張の鉄道情景の記録ともなっている。
カレンダー購入希望者は、500円分の受取人無記名の定額小為替と、送料分の切手(1部205円、2部250円、3部400円)を郵送で下記の三菱大夕張鉄道保存会事務局まで送付すること。
〒069-0855
江別市大麻宮町4-6-502 三菱大夕張鉄道保存会事務局
また、三菱大夕張鉄道の起点駅でもあった石勝線清水沢駅前の「文化堂」(夕張市清水沢3-25)などでも取り扱っている。
なお、収益は夕張の鉄道文化財の保存・活用に使用される。