JR九州では、JR九州発足後初めて製作した近郊型車輌811系をリニューアルして運行を開始する。今回のリニューアルデザインは、水戸岡鋭治さん監修によるもの。また、走行機器を一新するとともに、車内照明をLED化して環境負荷を低減させている。◆デザインコンセプト 「Old is New ~伝統と革新の電車~」◆外観 車体側面のラインをフレッシュな青に変更。これにより最新機器を導入した新しい車輌であることを表現。 ▼外観イメージ 画像提供:JR九州◆内観 九州の伝統的な織物をイメージしたシート柄にすることで九州の伝統を表現。 ▼車内イメージ 画像提供:JR九州◆リニューアルの主なポイント・車体側面のラインおよび車体標記をフレッシュな青色に統一。・クロスシートをロングシートに変更。シート柄は九州の伝統的な織物をイメージ。・モーターおよびその制御機器を一新し、エネルギー効率の良いSiCハイブリッドモジュールを採用したVVVF制御方式に変更。・車内の照明をLED化して環境負荷を低減。◆運行について・運行開始日 2017(平成29)年4月27日(予定)・運行区間 鹿児島本線 門司港~荒尾間 長崎本線 鳥栖~肥前山口間 日豊本線 小倉~宇佐間 ※運行区間は車輌の運用により変更する。※現在、リニューアル車輌は1編成のみだが、ほかの811系も順次リニューアルを行う。●詳しくはこちらを参照(pdf形式)●JR九州 ウェブサイト