動輪堂では、ビコム鉄道アーカイブシリーズ「よみがえる総天然色の列車たち第3章1 国鉄篇〈前編〉 奥井宗夫8ミリフィルム作品集」を2017年3月21日に発売する。 全22巻で完結した「よみがえる総天然色の列車たち第2章」に続く、奥井宗夫さん撮影の8mmカラーフィルムによる新シリーズが登場。これまでデジタル化されていなかった昭和30年代~平成初期撮影の未公開映像で、国鉄末期や、大きく変貌を遂げたJR発足間もない時代の鉄道風景を切り取る一方、同時期の各地の私鉄の姿も併せて、シリーズで紹介する。また、昭和60年頃奥井さんはサウンドカメラを導入し、以降の映像は音声が同時録音され、撮影時期が下るにつれて音声付きの映像が中心となるのも第3章の魅力のひとつとなる。 第1巻は「国鉄篇<前篇>」。寝台特急〈あさかぜ〉、〈さくら〉、寝台急行〈銀河〉など、まだ数多くの列車が運転されていたブルートレインや、拠点直行方式に移行して間もない貨物列車の先頭に立つ電気機関車と、特急〈とき〉にベテラン181系が活躍を続ける中、183系・185系など往年の国鉄形がほぼ出揃い、円熟期を迎えていた電車を中心に紹介。変革期を前にした当時の鉄道風景が鮮やかによみがえる。【よみがえる総天然色の列車たち第3章1 国鉄篇〈前編〉 奥井宗夫8ミリフィルム作品集】○発売日 2017年3月21日○本体価格 4,000円(税抜)○収録 75分○制作・発売 株式会社動輪堂○制作協力・販売 ビコム株式会社●動輪堂直販ウェブサイト