東京地下鉄株式会社では、銀座線01系の営業運転を2017年3月10日(金)でもって終了することを発表した。 銀座線01系は1983年にデビューし、1編成6輌38本(合計228輌)が製造された。1985年8月にローレル賞を受賞している。2012年から導入されている1000系に置き換えられ、33年間の歴史に幕を閉じる。 ▼銀座線01系車輌 画像提供:東京地下鉄◆最終営業日 2017年3月10日(金)◆最終営業車輌 01-130編成(1991年製造) ※この編成は2月24日(金)まで、熊本県の復興を支援することを目的とした”くまモンラッピング電車”として運行している。◆保存状況・動態保存 01-101編成3輌(中野車両基地) ▼動態保存してある01系車輌 画像提供:東京地下鉄・静態保存 01-129編成の運転台(地下鉄博物館) 2016年7月の地下鉄博物館開館30周年を記念して、01系車輌の運転台カットモデルとして展示されている。 ▼運転台カットモデル 画像提供:東京地下鉄◆他鉄道会社への譲渡状況 譲渡先:熊本電気鉄道株式会社 先頭車の01-136号車と01-636号車が2015年3月から営業運転を始め、その1年後の2016年3月には01-135号車と01-635号車も活躍の場を熊本に移した。●詳しくはこちらを参照(pdf形式)●東京メトロ ウェブサイト