9月から一部施設の改修工事が行われていた横浜市電保存館であるが、2017(平成29)年1月28日(土)12時からリニューアルオープンする。 同館は、明治37年から昭和47年までの約70年間にわたって市民に親しまれた「横浜市電」を保存展示している施設で、保存車輌数は7輌と国内最大級。今回の改修では、新たに「歴史展示コーナー」「市電シミュレーター」「映像シアター」等を新設し、学べる施設として生まれ変わった。 また、オープンを記念してパネル展&トークショーの開催を予定しており、2月からは横浜にゆかりの深い方々による「しでんほーる連続講座」を定期的に開催するなど、様々なイベントの企画をとおして来館者が楽しめる施設を目指す。 なお、今後も持続した施設充実を図るため、オープンにあわせて入館料が改定される。▲「歴史展示コーナー(左)」と「しでんほーる(右)」(イメージ)。画像:横浜市電保存館 ニュースページより【新しくなった市電保存館】◆歴史展示コーナー 「東海道と横浜の開港」から「路面電車から地下鉄へ」まで、写真・地図等を中心としたパネル展示や実物資料のショーケース展示等で、横浜の都市発展と市電との関わりを分かりやすく解説している。◆市電シミュレーター 昭和40年代の横浜の街並みをCG映像で再現、当時の街並みを背景に市電運転体験が楽しめる。◆Nゲージ鉄道模型 全面改修したパノラマで、新車輌の走行が楽しめる。◆映像シアター 80インチの大型モニターで、市電から地下鉄まで11の映像を見ることができる。◆しでんほーる 企画展や講座の開催、団体利用、子供たちの遊びの場など、多目的に利用できる。◆入館料改定について 1月28日(土)から、入館料が改定される。 ・大人(高校生以上) 300円(現行100円) ・3歳から中学生 100円(現行50円) ■優待制度 ICカードによる市営バスでの来館又は市営バス1日乗車券の利用者、 65歳以上、団体等の割引、障害者無料(付き添い1名含む)等、各種優待制度がある。◆開館時間・開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)・休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)。※春休み・夏休み・冬休み期間中は月曜日も開館。◆アクセス 横浜市電保存館 所在地:横浜市磯子区滝頭3-1-53 Tel:045-754-8505・JR根岸駅から市営バス21系統市電保存館前行・78・133系統で約7分。 「市電保存館前」下車すぐ。・地下鉄吉野町駅から市営バス113系統磯子駅行・156系統滝頭行で約7分。 「滝頭」下車徒歩3分。・地下鉄阪東橋駅から市営バス68系統滝頭行・102系統滝頭行で約10分。 「滝頭」下車徒歩3分。●詳しくはこちらを参照(PDF形式)●横浜市電保存館 ウェブサイト