これは、寝台特急〈北斗星〉の実車パーツを内装に再利用したホステル「Train Hostel 北斗星」と女性専用のカプセルホテル「(仮称)神田カプセルホテル」で、両施設では、訪日外国人旅行者の交流拠点として、東北地方を中心とした東日本各地の情報発信を行い、各地への旅行需要喚起を行う。
【「Train Hostel 北斗星」について】
「旅の道中が楽しくなるホステル」を目指し、運行廃止となった寝台特急〈北斗星〉の2段ベッドや個室寝台の一部実車パーツを内装に再利用し、限られたスペースで細部にまでこだわった寝台列車の空間づくりを取り入れる。また、施設内に観光地の情報ブースを設け、東北地方を中心とした観光情報の提供を行い、〈北斗星〉による旅の疑似体験を通じてホステルを利用する訪日外国人旅行者を中心に東日本エリアへの旅行喚起を図る。
▼〈北斗星〉(イメージ) P:JR東日本ニュースリリースより

・全スタッフが英語にて案内可能
・Free Wi-Fiを導入
・ウェブサイトは英語、韓国語、中国語に対応
・予約サイトは英語に対応
・大型スーツケース置き場あり など
▼利用する実車パーツ(2段ベッド) P:JR東日本ニュースリリースより


・名称
「Train Hostel 北斗星」
・所在地
東京都中央区日本橋馬喰町1-10-12
・構造
SRC造・RC造 地上7階建
・規模
敷地面積 106.52㎡ 延床面積 693.97㎡
・開発内容
既存ビルを取得し、6階までを簡易宿所へ用途変更、改修工事を実施
・工事期間
2016年7月19日~2016年11月30日
・アクセス
総武本線快速「馬喰町駅」4番出入口直結
・構成
1階:フロント 2階:ラウンジ・ホステル
3階~5階:ホステル 6階:シャワー・ランドリー
・宿泊人数
78ベッド ドミトリー式 2段ベッド(一部個室タイプ)
・宿泊料金
2,500円/泊~4,000円/泊
・オープン
2016年12月中旬
・開発事業者
株式会社ジェイアール東日本都市開発
・運営事業者
株式会社R.project
▼ホステル内部俯瞰 ※イメージ P:JR東日本ニュースリリースより

低価格であるが清潔感あるデザインで快適な睡眠空間を提供し、安心感のある女性専用のカプセルホテル。訪日外国人旅行者だけでなくビジネスユースの利用も想定している。また、今後旅行商品などと組み合せた販売も検討していく。
■「(仮称)神田カプセルホテル」の訪日外国人旅行者への対応
・館内サインは全て日英表記、ピクトグラムにて分かり易く表示
・受付では英語にて案内可能
・Free Wi-Fiを導入
・大型スーツケース預かりサービスあり
・ウェブサイトおよび予約サイトは英語に対応
■カプセルホテルの概要
・名称
(仮称)神田カプセルホテル
・所在地
東京都千代田区鍛冶町2-16-51
・構造
鉄骨造 地上7階
・規模
敷地面積 103.36㎡ 延床面積 498.01㎡
・開発内容
JR東日本社有地(更地)にビルを新築
・工事期間
2016年9月~2017年6月
・アクセス
京浜東北線・山手線・中央本線「神田駅」徒歩1分
・宿泊人数
70ユニット
・宿泊料金
中心価格帯は5,000円程度を予定
・オープン
2017年7月(予定)
・開発事業者
株式会社ジェイアール東日本都市開発
・運営事業者
株式会社ナインアワーズ
【ホテル計画位置図】 P:JR東日本ニュースリリースより
