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三江線 鉄道事業廃止について

2016.09.01
 JR西日本は、三江線の鉄道事業について、廃止届出を2016(平成28)年9月末日までに行うことを発表した。
 三江線江津~三次間について、利用者が人口減を上回る状況が続いており、三江線活性化協議会において2011(平成23)年度から5ヶ年計画のもと、利用促進の取り組みを広範かつ継続的に展開してきたにも関わらず、2014(平成26)年度の輸送密度は1日当たり50人とJR西日本発足時の約9分の1にまで落ち込んでいた。また、2006(平成18)年、2013(平成25)年と2度にわたる大規模災害による長期間運休を余儀なくされ、激甚化する災害リスクの高まりも看過できない状況となっていた。
(1)三江線はエリア内の短区間流動が占め、「拠点間を大量に輸送する」という鉄道の特性を発揮できていない。
(2)通院、買物などの市町内で完結する少量かつ多様な移動が、輸送モードとして鉄道が地域のニーズに合致していない。
(3)三江線活性化協議会において、5ヶ年の取り組みにも関わらず、利用者減少に歯止めがかかっていない。
(4)過去10年において2度にわたる大規模自然災害が発生し、自然災害リスクが高まっており、バスにて代替可能な鉄道に対し、被災と復旧の繰り返しは社会経済的に合理的ではない。
 これら4つの理由を踏まえ、三江線の鉄道事業廃止の結論に至った。
 JR西日本では、今後、地元と一緒により良い地域交通策定に向けて関わるとともに、新たな交通プランの立ち上げと、それが軌道に乗るために一定の役割を果たし、初期投資費用の全額と一定期間の運営費用を負担する考えであり、今後具体的に協議を進めていく予定。

詳しくはこちらを参照


JR西日本 ウェブサイト


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