福島交通では、飯坂線の車輌更新事業を今年度から3ヶ年計画で進めており、今年度分2編成5輌が2016(平成28)年10月下旬に納入されることとなった。
飯坂線の車輌更新事業は、福島交通飯坂線活性化・再生支援協議会(福島県・福島市・福島交通)で協議を重ね、国・福島県・福島市の支援のもと、進められている事業となっている。
また、今回導入する新車輌のデザインは、「描き鉄」で東北地方の鉄道の復興支援活動を行っている小松大希さんの協力によるものとなっている。
今後、車輌の検査、試運転、乗務員の習熟運転などを経て、2017(平成29)年3月中の営業運転開始を予定している。
▼1000系(イメージ) 画像提供:福島交通株式会社

・車いすスペース・液晶車内表示器の設置などでバリアフリーに対応
・車内放送は2ヶ国語対応となり、インバウンド輸送にも対応
・制御方式がVVVF方式となり、消費電力を抑え省エネ化を図っている。
▼ヘッドマーク(左)と側面社紋板(イメージ) 画像提供:福島交通株式会社


【1000系電車デザインコンセプト】
「GOOD TRAIN いい電」
地域や沿線の7つの「いい」もの、「いい」ところを、「電」車のカラーに表現した。
「ダークブラウン」:「いい歴史」「いい風情」
「ピーチフラワー」:「いい笑顔」「いい花」「いい実り」
「シャンパンゴールド」:「いいきらめき」「いい未来」