この「どこでもドア®」は、これまで課題であった、ドア数やドア位置などが異なる車輌が運行する路線に対応するホームドアとして開発を進めているもので、車輌改修を必要とせず地上設備のみでホームドア開閉の連携が可能な「地上完結型連携システム」を採用している。それにより、車掌がホームドア側の操作をすることなく自動でホームドアの開閉が行われ、車掌の作業が「ワンアクション」（車輌のドア開閉作業のみ）となる。
今回の実証実験は、三菱重工交通機器エンジニアリング株式会社が国土交通省鉄道局の鉄道技術開発費補助金の支援を受けて行われるもので、「どこでもドア®」の安全性および耐久性、ならびに「地上完結型連携システム」の安定性について検証を行う。
▼イメージ P：京浜急行電鉄ニュースリリースより
【実施期間について】実証実験用ホームドア設置工事完了（2016年秋ごろ予定）から1年間
【検証内容について】
「どこでもドア®」の安全性および耐久性、ならびに車掌の「ワンアクション」を可能とする「地上完結型連携システム」の安定性の確認
【実施駅について】
久里浜線 三浦海岸駅下りホーム 最後部1輌分
