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遠軽町白滝地域の3駅廃止に伴うセレモニー&記念品について
2016.03.16
このセレモニーの対象となる便は、上りの列車で下白滝16時46分→旧白滝16時53分→白滝17時02分→上白滝17時08分で、セレモ二ーなどを行う場所は旧白滝駅のホームや周辺の畑となる。
セレモニーでは、ほたるの光の音楽を流し「69年間ありがとう」の横断幕でのお見送り、機関士への花束贈呈、最終日体験乗車(下白滝16時46分→旧白滝16時53分)などを実施する。来場者には、ホクホクのふかしたジャガイモ(親子2代にわたり旧白滝駅の管理人をしてきた丹羽範史氏提供の越冬により甘みとでんぷん質が増したおいしい白滝じゃが)や牛乳300パック(JAえんゆう農協提供)の無料提供が行われる。
また、記念品が2種類用意される。3つの駅それぞれの写真を使用したチケット(それぞれ遠軽町内共通の温泉入浴券・施設入館券・SL雨宮21号乗車券などになっており、裏側を3枚合わせると臨時貨物を引くDD51の勇姿となる。)で価格は3枚1セット1,500円の予定。もう1つは、両面に古い写真や線路図などを印刷した遠軽町内共通の温泉入浴券で、価格は1枚500円の予定。この券は、遠軽駅機関区全景の写真と遠軽機関区略図(遠軽・紋別地方の線路図:1952(昭和27)年以前のもの)、白滝支区の機関庫と給炭水所の写真となっている。当日来場者への特典として、2つの記念品を購入すると限定100名に3駅の入場券3枚セットがプレゼントされる。
ほかにもこの日は、最終上り列車(下白滝20時発→旧白滝20時06分)を、かがり火をたいてお見送りするなど、地域の方の熱い思いが伝わるセレモニーが開催される。
【3駅の歴史】
下白滝駅 1929(昭和4)年8月12日開設(同日に白滝駅まで開通)
旧白滝駅 1932(昭和7)年10月1日開設(1932(昭和7)年に石北線全線開通)
上白滝駅 1947(昭和22)年2月11日開設