南海電気鉄道株式会社では、2014(平成26)年11月から、加太観光協会および磯の浦観光協会と共同で、加太線沿線の魅力を発信するプロジェクト「加太さかな線プロジェクト」を進めてきたが、このたび、同プロジェクト初の観光列車”めでたいでんしゃ”の運行を4月29日(金・祝)から開始する。車輌の内外に、加太を代表する海の幸「鯛」のモチーフを散りばめたデザインの電車となっている。 ▼”めでたいでんしゃ”(イメージ) P:南海電鉄ニュースリリースより【”めでたいでんしゃ”概要】 加太線ワンマン車輌(7100系2輌1編成)の内外装に装飾を施し運行する。 「加太の鯛」と「淡嶋神社の縁結び」をイメージした、乗るだけでおめでたい気分になる=「おめでたい」、ずっと乗っていたくなる=「愛めでたい」電車となっている。◆運行開始日 2016(平成28)年4月29日(金・祝)◆運行区間 和歌山市~加太間 ※和歌山港線・多奈川線を運行する場合がある。◆外装デザイン 「加太の鯛」をイメージしたうろこ柄をシンプルに表現。 ▼外装デザイン(イメージ) P:南海電鉄ニュースリリースより◆内装デザイン 優しさと温かみを感じる車内。さかなが車内を泳ぐイメージを表現。 ▼内装デザイン(イメージ) P:南海電鉄ニュースリリースより・縁起物(加太のめで鯛/加太のむす雛) 「加太の鯛」と「淡嶋神社の雛人形」をイメージした木彫りの飾りを車内のドア横に1つずつ設置する。 ※「加太のめで鯛」は和歌山市側車輌、「加太のむす雛」は加太側車輌に設置。 ※縁起物は淡嶋神社で祈祷予定。・つり革 木の素材でできたさかな型のつり革。車内をさかなが泳ぐイメージ。・座席シート 鯛の模様を散りばめた3種類のオリジナル柄。・ロールスクリーン さかなを獲る網をイメージした模様のスクリーン(カーテン)。・床 優しさと温かみを感じる木目調の床。入口ではさかなが泳ぐ様子を表現。・ひみつ 各車輌に1つ「ハート型のつり革」が、また外装や座席シートの鯛模様の中に「ハートのうろこ」がある。●詳しくはこちらを参照●南海電気鉄道 ウェブサイト