
→「青の交響曲(シンフォニー)」の名称ロゴ。
画像提供:近畿日本鉄道株式会社(以下6点とも)
運行開始日は2016(平成28)年9月10日(土)で、大阪阿部野橋~吉野間を1日2往復する。なお、水曜日は運休(水曜が祝日の場合は運行)となり、運休日は一般特急車輌が運行する。
車輌は6200系一般車輌を改造した16200系3輌編成で、定員は65名(全席座席指定、全車禁煙)。外装は落ち着いた濃紺色にゴールドのラインをあしらい、前面や側面にエンブレムなど特別な装飾を施す。
1・3号車の座席はすべて2列+1列で幅広のデラックスシートとし、グループでの旅行が楽しめるようにテーブルを備えた「サロン席(3~4人用)」「ツイン席(2人用)」も設置、さらには1号車に車椅子対応席と車椅子対応の多目的トイレを設置する。
座席・カーペット・カーテンには、それぞれ質感のある素材を使用し、上質な空間を演出するほか、座席の一部には地元の吉野地域の竹材を使用する。
2号車はラウンジ車輌で、ホテルのラウンジをイメージ。革張りのソファを配置し、LEDの間接照明を活用して非日常感を感じる上質な空間をつくりだす。
また、大型のバーカウンターを設置し、専属のアテンダントが地元の特産品を活用したスイーツやワイン・地酒・ハイボールなどを販売する。なおバーカウンターの背面は、ホテルのバーをイメージしたディスプレイとなる。

▲濃紺色にゴールドをあしらった、16200系「青の交響曲(シンフォニー)」の外装イメージ。

▲1・3号車の座席スペースイメージ。座席配置は2列+1列で、グループ旅行にも最適なテーブルを備えた席も設置される。

▲2号車のラウンジ車輌のイメージ。革張りのソファが配置され、照明はLEDの間接照明となる。
▼大型バーカウンターのイメージ。



▲横から見た16200系の外装イメージと客室内レイアウトイメージ。
このほか、名称の「青の交響曲(シンフォニー)」にちなみ、クラシック曲をアレンジしたメロディを制作し、このメロディを鳴動するミュージックホーンを車輌に装備するほか、出発予告放送(発車メロディ)として大阪阿部野橋駅で放送する。
■運行開始日
2016(平成28)年9月10日(土)
■運行ダイヤ
○吉野行
1便 大阪阿部野橋10:10→吉野11:26
3便 大阪阿部野橋14:10→吉野15:26
○大阪阿部野橋行
2便 吉野12:34→大阪阿部野橋13:51
4便 吉野16:04→大阪阿部野橋17:22
※1日4便 2往復
※水曜日運休(祝日の場合は運行)。運休日は同ダイヤを一般特急車輌で運行