由利高原鉄道株式会社は、2016年3月26日(土)より実施されるダイヤ改正の内容について発表した。これは、JRのダイヤ改正に合わせたもので例年行われているが、今回は特に利便性向上のため臨時列車の運行回数を大幅に増やしたことが特徴となっている。◆ダイヤ改正のポイント・現行14往復体制は堅持し、JR羽越本線との接続に可能な限り配慮。・夕方の通勤時間帯の一部列車の時刻を多少繰り下げ。・多客期に臨時列車を下記の通り運行。(1)矢島発9:04→羽後本荘着9:45 羽後本荘発9:56→矢島着10:35 鳥海高原などに宿泊された方が、復路便で羽越本線上下列車に接続する時間帯の列車で、ゴールデンウィーク、お盆、秋の連休に運行。(2)矢島発12:54→羽後本荘着13:35 羽後本荘発13:54→矢島着14:33 列車アテンダントが乗務する”まごころ列車”(矢島着11:25)で到着した方がすぐに折り返さなくてもすむ時間帯を考慮。イベント列車運転期間の土曜・日曜・祝日を中心に運行。(3)矢島発22:00→羽後本荘着22:41 羽後本荘発22:45→矢島着23:24 9月に矢島で行われる八朔祭の帰路用と12月の忘年会シーズンの金曜・土曜に運行する。 ※期日は未定だが2017(平成29)年2月の矢島冬まつり(酒蔵開放)の当日にも午前、午後の臨時列車を運行する予定。◆列車本数比較(上下計) 定期列車(1日あたり) 現行28本→改正28本 午前の臨時列車(年間) 現行34本→改正36本 午後の臨時列車(年間) 現行2本→改正74本 夜間の臨時列車(年間) 現行1本→改正10本●由利高原鉄道株式会社 ウェブサイト