JR四国では、2016年春のデビューを予定している予讃線8000系”アンパンマン列車”(岡山・高松~松山間)の車内デザインについて発表した。 8輌編成の車内にも外装デザインコンセプトである「虹の架け橋」を取り入れ、1号車には、2005(平成17)年10月に登場した、アンパンマンの世界観の中で列車の旅が楽しめる指定席「アンパンマンシート」も引き続き設ける。◆対象列車 予讃線8000系”アンパンマン列車”(岡山・高松~松山間で運転)◆運行開始予定 2016(平成28)年3月26日(土)◆車内デザイン(1)1号車(岡山駅出発時先頭車輌) 特別な旅の特別なスペースとして、いろいろな演出がある「アンパンマンシート」を設ける。なお、グリーン席にはアンパンマンの装飾はない。 ▼アンパンマンルーム(イメージ) 画像提供:JR四国・アンパンマンシート車内 外装デザインの「虹」を取り込んだカラフルな空間に仕上げる。シートは、虹の5色のストライプ柄にアンパンマン、ばいきんまん、ドキンちゃんが描かれており、シートに座って記念写真が撮影できる。また、テーブルを開くと、ミニ運転席が現れ、ごっこ遊びが楽しめる。そのほか、カーテンや床面も装飾する。 ▼アンパンマンシート(イメージ) 画像提供:JR四国・デッキ 外装の「虹」からの繋がりと広がりをテーマに「空」をイメージした明るいスペースに仕上げる。また、ウエルカムエンブレムを掲出し、フォトポイントとする。・洗面台 デッキテーマの「空」からの繋がりとして「ピンクの夕空」をテーマにした、おしゃれでかわいい空間に仕上げる。・トイレ デッキテーマの「空」からの繋がりとして「みどり」をテーマにした、さわやかで気持ちのいい空間に仕上げる。(2)2号車~8号車 アンパンマンの世界の「五色の虹」と各車輌毎に四国の賑わいを盛り上げるキャラクターやその風土に親和性の高いキャラクターを効果的にデザインされた外装デザインを車内天井部分にも表現する。なお、予讃線8000系”アンパンマン列車”は、土讃線”アンパンマン列車”同様、定期の特急列車として運転しているため、「それいけ!アンパンマン」好きのお子様連れの方のほか、出張や買い物など様々な用途で利用になる方にも配慮した違和感のないレベルの演出とする。◆運転ダイヤ ⇒詳しくはこちらを参照(pdf形式)●JR四国 ウェブサイト