JR東海では、2016年3月26日(土)にダイヤ改正を実施する。 東海道新幹線では、N700Aの新車投入とN700系改造工事完了により、最高速度285km/hで運転する〈のぞみ〉〈こだま〉を増やし所要時間を短縮する。◆主な内容<新幹線関係>・早朝・深夜において〈のぞみ〉3本の所要時間を3分、〈こだま〉5本の所要時間を1~4分短縮する。・日中の一部臨時〈のぞみ〉の所要時間を3分短縮し、最短2時間30分運転とする。・東京着22時台となる臨時〈のぞみ〉を増発し、1時間に最大10本〈のぞみ〉を運転できる時間帯を拡大する。・車内改札方法を変更する。<在来線関係>・特急〈ひだ〉について、富山から名古屋方面へ運転時間帯を一部見直す。・東海道本線で、朝の列車を増発。・武豊線で、名古屋からの直通運転時間帯を拡大。・東海道新幹線〈こだま〉の所要時間短縮にあわせて、御殿場線・身延線方面への接続を改善。・紀勢本線・参宮線の全ての普通列車をキハ25形・キハ75形気動車にする。・名松線でバスによる代行輸送を行っている家城~伊勢奥津間で列車の運転を再開する。【車内改札方法変更について】 指定席、グリーン席では、きっぷの券面に記載された座席を利用の場合、一部を除き、原則車内改札を省略する。自由席では、従来通り車掌がきっぷを直接改札する。【紀勢本線・参宮線の運用車輌について】 紀勢本線と参宮線では、2015年8月以降、新製したキハ25形気動車への置き換えを進めており、今回のダイヤ改正から、すべての普通列車をキハ25形、もしくはキハ75形気動車で運転する。これにより、国鉄時代に製造したキハ40系気動車の運転を終了し、JR東海で運転する気動車はすべてJR発足以降に製造した車輌となる。【名松線不通区間運転再開について】 2009年10月の台風18号による被災以来、バスによる代行輸送が行われていた名松線家城~伊勢奥津間について、2016年3月26日より列車の運転を再開する。【一部列車の運転区間について】・大阪~長野間で1往復運転している特急〈しなの〉について、大阪~名古屋間の運転を取り止める。・名古屋~関ヶ原間で平日下り2本運転しているホームライナーについて、大垣~関ヶ原間の運転を取り止める。・大垣~米原間の普通列車のうち、大阪方面に直通している3往復について、米原で乗り換えとなる。●詳しくはこちらを参照(pdf形式)●JR東海 ウェブサイト