JR東日本では、2016年3月26日(土)に北海道新幹線新函館北斗開業などを中心にダイヤ改正を実施する。◆主な内容・北海道新幹線新青森~新函館北斗間開業・上越・北陸新幹線の到達時分短縮・首都圏在来線の通勤時間帯における混雑緩和や利便性向上・東京メガループの利便性向上※東京メガループとはほかの鉄道会社との結節点を多く持つ東京圏の環状線群のことで、武蔵野線、京葉線、南武線、横浜線を指す。【北海道新幹線について】 新函館北斗駅発着となる〈はやぶさ〉・〈はやて〉の全列車でグランクラス営業を行う。(仙台・盛岡・新青森~新函館北斗間運転の〈はやぶさ〉〈はやて〉はシートのみの営業となり、アテンダントによる車内サービスは無し。)【〈はやて〉の一部にE5系を投入し〈はやぶさ〉として320km/h運転】 盛岡~東京間で運転している〈はやて〉(盛岡~仙台間各駅停車、仙台~大宮間ノンストップ)3.5往復のうち、上り列車2本をE5系単独編成で運転し、最高速度を275km/hから320km(盛岡~宇都宮間)に引き上げ〈はやぶさ〉として運転。このほかの2.5往復は〈はやて〉で運転する。【上越・北陸新幹線の到達時間短縮】 上越新幹線東京~新潟間、北陸新幹線東京~金沢間の到達時分を短縮する。 なお、上り東京最終〈はくたか〉の時刻を繰り下げる。【在来線の混雑緩和について】・東海道本線の平日朝通勤時間帯に運転している10輌編成上り(北行き)2本を15輌編成とする。・高崎線の平日夕通勤時間帯に運転している10輌編成下り(北行き)1本を15輌編成とする。【高崎線特急列車を全て651系車輌化】 平日の特急〈スワローあかぎ2号〉および土休日の特急〈あかぎ8号〉を651系車輌で運転。また、特急〈スワローあかぎ13号〉(土休日特急〈あかぎ13号〉は利用者減少のため、運転を取り止める。【東京メガループについて】 京葉線から武蔵野線へ直通する列車を増発する。また、京浜東北・根岸線から横浜線へ直通する列車を増発する。【南武線新駅開業について】 南武線川崎新町~浜川崎間に「小田栄(おださかえ)」駅を開業する。これに伴い、朝通勤時間帯に上下3本増発する。【仙石線新駅開業について】 仙石線陸前赤井~蛇田間に「石巻あゆみ野(いしのまきあゆみの)」駅を開業する。【特急運転取り止めについて】 利用者減少のため、特急〈草津〉長野原草津口~万座・鹿沢口間の運転を取り止める。また、特急〈つがる〉の一部列車で運転を取り止める。●詳しくはこちらを参照(pdf形式)●JR東日本 ウェブサイト