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土讃線に新しい観光列車

2015.11.30
 JR四国では、2017(平成29)年春からの運行を目指し、既存気動車を改造した観光列車を新たに走らせることについて発表した。
運行区間
 土讃線 多度津・琴平~大歩危(主なサービスは琴平~大歩危間)
選定理由
(1)「山」「川」の景観が美しい区間
 四国には、海、山、川と恵まれた自然があり、”伊予灘ものがたり”は「海」をコンセプトに盛り込んだ観光列車として開発された。次は「山」「川」をテーマにしたいと考え、それら両方の景観が美しい区間として選定された。
(2)2つの観光圏をつなぐ
 観光庁の認定する全国13の観光圏のうち「にし阿波~剣山・吉野川観光圏(徳島県)」と「香川せとうちアート観光圏(香川県)」)は唯一隣接しており、これらをつなぐ観光列車により観光圏事業とのタイアップ企画など新たな旅行需要が創出されると考えている。
(3)トロッコ列車の実績
 ”大歩危秘境トロッコ”の運転区間を2015年春より琴平~大歩危に変更し”絶景!土讃
線秘境トロッコ”としたところ、個人客とともに、旅行会社による平日貸切便の運行も増加しており、潜在的な需要が見込める。
運行開始時期
 2017(平成29)年春頃
その他
(1)列車にはアテンダントが乗務し観光案内などを行う予定。
(2)列車内で提供するサービス、地域との連携施策については、JR四国本社に選任スタッフを配置して検討を進める。
(3)運行開始日、列車名称、停車駅、運転時刻、使用車輌、座席数、列車のデザインなど詳細については決定次第発表予定。

詳しくはこちらを参照(pdf形式)


JR四国 ウェブサイト


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